2013年6月3日月曜日

【復活「ひめはじめ」】

もはや私の手元に拙句集『原型』は、20冊強が残るのみです。
おかげでまずまずの反応です。

・壺焼の腸勾玉の原型か

コツコツ60点または「可」を稼ぐのではなく、0点か100点に賭けました。
著名な方々でも評価は真っ二つです。それだけ微妙な位置にあるのだと思います。
あとは時間に任せるしかありません。

先日ぼやいていた拙句に反応がありました。

・国生みの天沼矛(あめのぬぼこ)ぞひめはじめ

この句を採ってくれたのは、実力派の女流俳人です(結社の選を受けてはいますが)。
「壺焼の…」の句も賛成派でした。

女流俳人(特に年輩の方)は「ひめはじめ」という季語自体を生理的に嫌悪している感がしますが…ただ逆説的に考えると、この女流俳人は他の女流俳人に比べ、垣根を越えているとも言えます。

そもそも「ひめはじめ」という季語自体の扱いが難しく、ある意味では詩における「俗・毒」の塊のようです。
そうした「俗・毒」を中和しつつ、かつ本意・本情を損なうことなく作句することが要求されます。料理に似ています。

殆ど全ての例句は、「ひめはじめ」を活かしきれていません。遠慮がちです。

・ほこ長し天が下照る姫はじめ            望 一 

この発句を下敷きとし、古事記の伊弉諾・伊耶那美による日本国(大八洲(おおやしま)、淤能碁石嶋(おのごろじま))の誕生の話を合わせました。

望一の発句は除外しても、大歳時記の例句と照らし合わせて、負ける気はしませんでしたが、評価が追いついていないため多少やきもきしていました。

版元の「ふらんす堂」編集長、山岡喜美子様の「ふらんす堂編集日記・美人の特典」http://fragie.exblog.jp/19353536/にも指摘から抜粋します。
「エロス的なるものを全面に押し出した句よりも、わたしは先にあげた作品の人間以外の生き物が放つエロティックなものの方がより淫靡でエロティックあると思うのである」


ある意味、挑戦というか句集全体に流れるアクセントとしてエロティックな句を挿入したのですが、やはり全体の評価も芳しくありません。次のような句です。

・水ぬるむ頃やをみなの蜜もまた
・汝が乳首緑雨に透けり抱き寄する
・五月闇息殺しつつ愛し合ふ

上記以外にも句集を上梓した後も様々なことを学びました。それらを次の課題とします。
句集を上梓して初めて分かることは少なくありません。先ずは上梓が先決と思います。「案ずるより産むが易し」でしょうか。
共著や合同句集では、責任の所在が不明確で、作者にフィードバックされる情報も少ないものです。

次の句集は遅くとも55才まで、収録はやはり200句と決めています。今後約5年単位で句集を上梓していくつもりです。第5句集で1.000句になります。そこで「全句集」とするつもりです。

結社に所属することによるメリット・デメリットがあります。
ただ結社の主宰でない限り、個人の考えや句集の上梓は制限されます。
これは決して主宰だけの問題ではなく、所属している人の(主宰などへの)甘えや、決断力の曖昧さも関与していると思います。

自由という権利は、責任の義務を果たして得られるものです。

今後私も、どこかの結社に所属するかも知れません。ただ己の信念を曲げる気はしません。
強いて言えばある程度のレベルであること(特に選)と、私の意志を尊重することです。私も恩には恩の二倍返しで報いるつもりです。

ただそのようなところはまず皆無でしょうが…

2013年6月2日日曜日

【マンガのすすめ】
梅雨の最中は、どうしても屋内に籠りがちになります。
やる気は起きず、惰眠を貪り、頭は鈍く、気怠い…まさに体に黴が生えてもおかしくありません。

一方、今や日本は世界に誇るマンガ王国です。ディテールの細かさ、リアリティーと創造性は世界の追従を許しません。

もはやマンガを読むな、という親も減り、気兼ねなくマンガを読める時代になりました。

さてそんな梅雨の過ごし方の一つとしてマンガを紹介します。

今日、紹介するマンガはiTunesからダウンロードし、iPadで読んでいるものです。

①〈TOUGH—タフ(1〜39巻) 猿渡哲也〉

TOUGH—タフ
・宮沢熹一(主人公 );灘神影流第15代当主。剛脚の一つ「玄腿(モンスター・フット)」を持ち、「幻突」を放つ。格闘スキルの進化が非常に早い。
・宮沢静虎;熹一の父親で灘神影流第14代当主。「史上最強のモラリスト」。剛脚の一つ「虎腿(タイガー・フット)」を持つ。一卵性双生児の鬼龍との戦いに敗れ病床にあったが…
・宮沢鬼龍;強靭な肉体と圧倒的戦闘能力に加え、IQ200の頭脳を持つ。「怪物を超えた怪物」、「悪魔」と畏れられている。剛脚の一つ「龍腿(ドラゴン・フット)」を持つ。熹一の叔父。
・バトルキング;宮沢尊鷹?「鳳腿(ファルコン・フット)」を持つ。
・鈴木ミノル;「風のミノル」。覇生流体術の師範代。
・マーシオ"ジェット"内藤;「聾唖のジェット」。鬼龍の実子。
・日下部覚吾;幽玄神影流の当主。喜一と同じく「玄腿」の持ち主で「幻突」を放つ。熹一との関係は?

②〈ジョジョの奇妙な冒険-カラー版 荒木飛呂彦〉
ジョジョの奇妙な冒険
-カラー版(第3部)
(第1部-5巻)
主人公;ジョナサン・ジョースター。「波紋エネルギー」を使う。
師;ウィル・A・ツェペリ
仲間;ロバート・E・O・スピードワゴン(後に石油王となり、スピードワゴン財団を立ち上げる)
敵;ディオ・ブランドー(石仮面により吸血鬼となる)

(第2部-7巻)
主人公;ジョセフ・ジョースター(ジョナサンの孫)。「波紋エネルギー」を使う。
師;リサリサ(実はジョセフの母、エリザベス・ジョースター)
仲間;・シーザー・A・ツェペリ(ウィル・A・ツェペリの孫)・ルドル・フォン・シュトロハイム(ナチスの将校、サイボーグ化する)
敵;
・ストレイツォ(石仮面により吸血鬼となる)
・サンタナ(メキシコの石柱より覚醒)
・ワムウ、エシディシ、カーズ(ローマの地下遺跡より覚醒)

(第3部-16巻)

主人公;空条承太郎(ジョセフの孫)。「幽波紋(スタンド)」を使う。スタンドは「スタープラチナ」。
仲間;ジョセフ・ジョースター、モハメド・アヴドゥル、花京院典明など。
敵;・スタンド使い。・ディオ・ブランドー(エンヤ婆の弓矢によりスタンドの能力に目覚める)。スタンドは「世界(ザ・ワールド)」。

(第4部-18巻)

主人公;東方仗助(空条承太郎より年下だが、戸籍上は叔父)。スタンド「クレイジーダイアモンド」。
仲間;空条承太郎、ジョセフ・ジョースター、広瀬 康一、虹村 億泰、岸辺露伴など。
敵;スタンド使い(弓矢により能力に目覚める)。

③〈魁!!男塾 宮下あきら〉

魁!!男塾
(全て写真はAmazonより転写)
これは女性は読まないかと思います。馬鹿らしいけどつい読んでしまう、アホな男の「バイブル」みたいなマンガです。

・塾長;江田島平八 ・塾長代理;王大人(ワン ターレン)
・剣 桃太郎(主人公);一号生筆頭。数々の秘技・秘拳を体得している。
・大豪院邪鬼;三号生筆頭にして男塾総代。十余年に渡って男塾を支配し、男塾の帝王と呼ばれる。「真空殲風衝」を用いる。
・伊達臣人;元男塾一号生筆頭にして元関東豪学連総長。男塾一号生として再編入。覇極流槍術、覇極流活殺拳の使い手。
・赤石 剛次;二号生筆頭。一文字流斬岩剣の使い手。
・富樫 源次;「油風呂の富樫源次」。ドスを使ったケンカ殺法の使い手。
・虎丸 龍次;怪力。自称「猛虎流拳法」の使い手。富樫とのコンビが冴える。
・田沢 慎一郎;「アホの田沢」。しかし潜在能力は無限。
・綾小路秀麻呂;大塾旗「喝魂旗」を持ち上げる。
・J(ジェイ);本名 Jr.キング・バトラー。マッハ・パンチ。
・三面拳:
雷電(大往生流殺体術の使い手)
飛燕(鳥人拳鶴嘴千本の使い手)
月光(辵家流拳法の使い手、生来盲目)
・男塾死天王;
影慶(愾慄流毒手拳の使い手)
羅刹(鞏家兜指愧破の使い手)
卍丸(魍魎拳の使い手)
センクウ(戮家殺人拳)

などなど…

梅雨の気怠い時には、マンガでも読んで頭をほぐしましょう。

2013年6月1日土曜日

【送風機&iBooks】

「扇風機」や「冷房」という季語はありますが、これらの傍題にでも送風機というものはありません。
右は昨年から使いだした送風機で、Dyson社の

      (Amazonより転写)

air multiplier(25×25×100 cm)です。
冷房ほどではありませんが、扇風機より冷え、付けっぱなしで寝ると風邪をひきます。

最近、依存傾向にあるのがiBooksからのマンガの購入です。
iTunesから購入し、ダウンロードしたマンガをiPadで読みます。
はや120冊のマンガを購入してしまいました。
一冊あたり400円として5万円ほど購入したことになります。
単行本に比べると、スペースは取らず(ない)、いつでも好きな時に読め、廃棄する時も困りませんが、もう少し価格を下げて欲しいところです。
そう思いつつも、また購入してしまいます。まさに依存です。

最近読んだマンガは「タフTOUGH」、「JoJoの奇妙な冒険・カラー版 1〜4部」、「魁!男塾」です。
私の知的レベルを反映しているかのようです。

〈暗唱句〉
生活・行事

〈打水-三夏〉
・立山のかぶさる町や水を打つ           前田普羅      (☆)
・水うつて広重の空はじまりぬ           加藤楸邨

〈早乙女-仲夏〉
・早乙女やよごれぬ物はうたばかり         来 山
・早乙女の目覚めの水に駒ヶ岳           福田甲子雄     (☆)

〈繭-初夏〉
・悉く繭となりたる静けさよ            高野素十      (☆)

これで重要季語147、例句381です。
お疲れさまでした。夏の重要季語を終えます。重要季語だけで暗唱するとなるともかなりの数です。
あと秋、冬、新年と続きますが、最終的には1.000句に絞りこみます。

「角川 覚えておきたい極めつけの名句 一0000」と比較検討し、合致率を調べ、良い部分は取り入れて、オリジナルの「暗唱句1.000」なるものを来年には作るつもりです。
目的は「暗唱」ですから、出来ればさらに500句、300句と絞る努力をするつもりです。