【『俳句』11月号より④】
〈第59回 角川俳句賞 受賞作品『風のにほひ』清水良郎〉
・汗染むや電気工事の革ベルト
・耳を出てプールの水の温きかな
・羽蟻の羽ひきずつて歩きけり
・からからに束子のかはく西日かな
・新涼や胸いつぱいの畳の香
・押しピン指紋の跡の錆びて秋
・ラグビーのマウスピースが笑ひけり
・電熱の行火の強のにほひかな
・遮断機のうへ白蝶の吹かれをり
・たんぽぽやサインに首を振る投手
・春風を目で追ひかけてをりにけり
〈同候補作品『薬喰』谷口智行〉
・栗茹でし鍋湯を風呂に足しくるる
・墾道に鞣されてゆく鼬の屍
・貰ひ風呂待つ間に年を越しにけり
・風花や縄のかたちの藁の灰
・桜満開濁流の川向かう
・玉水を引ける生簀に半裂飼ふ
・布海苔搔く鮑の殻を押し当てて
・どの家も不在玉葱吊しゐて
〈暗唱句〉
生活〈探梅-晩冬〉
・探梅のこころもとなき人数(にんず)かな 後藤夜半 (☆)
行事〈蕪村忌〉
(なし)
動物〈寒鰤-晩冬〉→〈鰤-三冬〉の項目に含む。
これで重要季語79、例句211です。
2013年10月31日木曜日
2013年10月30日水曜日
【首チョンパ②・『俳句』11月号より③】
本日より来年三月末まで休職扱いとなりました。
経済的な問題はありません。疑問を抱かれるのが当然でしょう…詳しいことは話せませんが、医療施設ではこうした事態が時に生じます。
もちろん来年4月以降に対し、就活?も視野に入れています。
まぁ、とりあえず来年三月末までは『サンデー毎日』となる訳です。
その5ヶ月間の過ごし方は、就活?とは別にして、ある程度考えています。
今後もまた報告する機会があるかも知れません。
ところでまた風邪気味です。頻回にパチンコ店に行った所為かも知れません。
『ジキニン』を飲んで、時期に治します(嘘)。
〈作品12句『うしろのこゑ』九鬼あきゑ〉
(なし)
〈作品12句『上井草』千葉皓史〉
(なし)
〈作品12句『宵闇』星野高士〉
(なし)
〈作品12句『白芙蓉』井越芳子〉
(なし)
〈作品12句『六道珍皇寺迎鐘撞異聞』中田 剛〉
(なし)
〈作品12句『身を包むもの』辻 美奈子〉
(なし)
〈暗唱句〉
行事
〈一茶忌-仲冬〉
・歯の欠けし男饒舌一茶の忌 富沢赤黄男 (☆)
・本棚の一冊逆さ一茶の忌 マブソン青眼
〈除夜の鐘-仲冬〉
・山国の闇うごき出す除夜の鐘 鷹羽狩行 (☆)
動物
〈鯨-三冬〉(なし)
これで重要季語77、例句210です。
本日より来年三月末まで休職扱いとなりました。
経済的な問題はありません。疑問を抱かれるのが当然でしょう…詳しいことは話せませんが、医療施設ではこうした事態が時に生じます。
もちろん来年4月以降に対し、就活?も視野に入れています。
まぁ、とりあえず来年三月末までは『サンデー毎日』となる訳です。
その5ヶ月間の過ごし方は、就活?とは別にして、ある程度考えています。
今後もまた報告する機会があるかも知れません。
ところでまた風邪気味です。頻回にパチンコ店に行った所為かも知れません。
『ジキニン』を飲んで、時期に治します(嘘)。
〈作品12句『うしろのこゑ』九鬼あきゑ〉
(なし)
〈作品12句『上井草』千葉皓史〉
(なし)
〈作品12句『宵闇』星野高士〉
(なし)
〈作品12句『白芙蓉』井越芳子〉
(なし)
〈作品12句『六道珍皇寺迎鐘撞異聞』中田 剛〉
(なし)
〈作品12句『身を包むもの』辻 美奈子〉
(なし)
〈暗唱句〉
行事
〈一茶忌-仲冬〉
・歯の欠けし男饒舌一茶の忌 富沢赤黄男 (☆)
・本棚の一冊逆さ一茶の忌 マブソン青眼
〈除夜の鐘-仲冬〉
・山国の闇うごき出す除夜の鐘 鷹羽狩行 (☆)
動物
〈鯨-三冬〉(なし)
これで重要季語77、例句210です。
2013年10月28日月曜日
【『俳句』11月号より②】
〈作品16句『種茄子』戸恒東人〉
・身に入むや応召の日の父の手記
・わがたつき支えし右手栗を剝く
・秋雨や地下より洩るる工事の灯
…「秋雨」の句は特に上手いですね。
〈作品16句『旅鞄』野木桃花〉
・虫しぐれ朝まで点る部屋ひとつ
・山峡の日差しを密に柿熟るる
・露けしや町の外れの街路灯
・遊行寺の闇を灯して曼珠沙華
・校正の眼を休めをり二十日月
・丘晴れて百踝の蜜柑弾みをり
…秀句がそろっています。
〈作品8句『冬の薔薇』青柳志解樹〉
・霧深く牛馬啼かざり動かざり
・夕鵙や吹きさらされて贄乾く
…上手いですね。
〈作品8句『捨て南瓜』金久美智子〉
(なし)
〈作品8句『踏絵橋』岸原清行〉
(なし)
〈作品8句『露葎』佐藤麻績
(なし)
〈作品8句『いつも夏』玉城一香〉
・まづ太陽(てだ)を描いて子の絵はいつも夏
〈作品8句『月夜』柴田多鶴子〉
・力まずに吹く子に鳴りぬ瓢の笛
〈暗唱句〉
動物〈鶴-三冬〉
・鶴の舌赤銅の日に啼きただれ 富沢赤黄男 (☆)
・二三歩をあるき羽搏てば天の鶴 野見山朱鳥
・鶴啼くやわが身のこゑと思ふまで 鍵和田柚子
・降り鶴の脚さしたらす虚空かな 大岳水一路
時候〈春近し-晩冬〉
・地を搏つて雀あらそふ春隣 堀口星眠 (☆)
・井戸水に杉の香まじる春隣 福田甲子雄
・俎に切るとんかつや春隣 小川軽舟
生活〈息白し-三冬〉
・息白くやさしきことを言ひにけり 後藤夜半
・泣きしあとわが白息の豊かなる 橋本多佳子 (☆)
・ためらひし一と言白き息となる 加藤三七子
・白息をかけて遺愛の眼鏡拭く 角川照子
これで重要季語74、例句207です。
〈作品16句『種茄子』戸恒東人〉
・身に入むや応召の日の父の手記
・わがたつき支えし右手栗を剝く
・秋雨や地下より洩るる工事の灯
…「秋雨」の句は特に上手いですね。
〈作品16句『旅鞄』野木桃花〉
・虫しぐれ朝まで点る部屋ひとつ
・山峡の日差しを密に柿熟るる
・露けしや町の外れの街路灯
・遊行寺の闇を灯して曼珠沙華
・校正の眼を休めをり二十日月
・丘晴れて百踝の蜜柑弾みをり
…秀句がそろっています。
〈作品8句『冬の薔薇』青柳志解樹〉
・霧深く牛馬啼かざり動かざり
・夕鵙や吹きさらされて贄乾く
…上手いですね。
〈作品8句『捨て南瓜』金久美智子〉
(なし)
〈作品8句『踏絵橋』岸原清行〉
(なし)
〈作品8句『露葎』佐藤麻績
(なし)
〈作品8句『いつも夏』玉城一香〉
・まづ太陽(てだ)を描いて子の絵はいつも夏
〈作品8句『月夜』柴田多鶴子〉
・力まずに吹く子に鳴りぬ瓢の笛
〈暗唱句〉
動物〈鶴-三冬〉
・鶴の舌赤銅の日に啼きただれ 富沢赤黄男 (☆)
・二三歩をあるき羽搏てば天の鶴 野見山朱鳥
・鶴啼くやわが身のこゑと思ふまで 鍵和田柚子
・降り鶴の脚さしたらす虚空かな 大岳水一路
時候〈春近し-晩冬〉
・地を搏つて雀あらそふ春隣 堀口星眠 (☆)
・井戸水に杉の香まじる春隣 福田甲子雄
・俎に切るとんかつや春隣 小川軽舟
生活〈息白し-三冬〉
・息白くやさしきことを言ひにけり 後藤夜半
・泣きしあとわが白息の豊かなる 橋本多佳子 (☆)
・ためらひし一と言白き息となる 加藤三七子
・白息をかけて遺愛の眼鏡拭く 角川照子
これで重要季語74、例句207です。
2013年10月27日日曜日
【『俳句』11月号より①】
〈特別作品50句『婆婆』宮坂静生〉
・ビート畑畝撓ふほどますぐなる
〈特別作品21句『かりがね寒き』山西雅子〉
(なし)
〈特別作品21句『肉と骨』髙柳克弘〉
・肉喰ひし唇ひかる野分かな
〈俳人の時間 新作5句『雲の秋』石田郷子〉
・いただきてすぐ爪立つる青みかん
〈暗唱句〉
時候〈冬ざれ-三冬〉
・冬ざれのくちびるを吸ふ別れかな 日野草城 (☆)
天文〈北風-三冬〉
・北風や余燼の中の幾屍 石原八束 (☆)
・北風や此処までくるとみな背き 高柳重信
生活〈冬構-初冬〉
・大榾は割られぬままに冬構 林 翔
〈特別作品50句『婆婆』宮坂静生〉
・ビート畑畝撓ふほどますぐなる
〈特別作品21句『かりがね寒き』山西雅子〉
(なし)
〈特別作品21句『肉と骨』髙柳克弘〉
・肉喰ひし唇ひかる野分かな
〈俳人の時間 新作5句『雲の秋』石田郷子〉
・いただきてすぐ爪立つる青みかん
〈暗唱句〉
時候〈冬ざれ-三冬〉
・冬ざれのくちびるを吸ふ別れかな 日野草城 (☆)
天文〈北風-三冬〉
・北風や余燼の中の幾屍 石原八束 (☆)
・北風や此処までくるとみな背き 高柳重信
生活〈冬構-初冬〉
・大榾は割られぬままに冬構 林 翔
・冬構括りきれざるものは伐り 三村純也 (☆)
これで重要季語71、例句196です。
2013年10月26日土曜日
【『俳句界』11月号より③(終)】
〈実力作家 俳句競泳『春雷』稲垣鷹人〉
・道場に足裏並べて昼寝時
〈実力作家 俳句競泳『創作』後藤和郎〉
(なし)
〈実力作家 俳句競泳『薔薇』杉本艸舟〉
・魂のまだ抜けきれぬ捨案山子
〈実力作家 俳句競泳『雲雀』豊田麗水〉
・蛍籠見えず蛍火明滅す
〈実力作家 俳句競泳『秋の蜂』満田春日〉
・ぺらぺらの襟ごと吹かれ赤い羽根
〈実力作家 俳句競泳『火の粉』望月 周〉
(なし)
〈実力作家 俳句競泳『冴え返る』八須恵由〉
・太極拳動けば動く青山河
〈俳句界への招待『日照雨』望月慶子〉
(なし)
〈俳句界への招待『鮭帰る』阿木三四郎〉
(なし)
〈俳句界への招待『露滂沱』裏 廸子〉
(なし)
〈俳句界への招待『冬耕のひと』矢崎 昌〉
(なし)
〈俳句界への招待『群青』後藤むつ子〉
(なし)
〈俳句界への招待『科学展「深海」』矢作十志夫〉
・冷まじや蠢く音を喰らひたる
〈俳句界への招待『釜ヶ崎』小川望光子〉
(なし)
〈俳句の未来人『舞台』加島葉子〉
・春寒の鼻緒の硬き草履かな
〈俳句の未来人『ダンスシューズ』西山ゆりこ〉
・柿食ぶる頬のごつごつ出つ張りぬ
〈暗唱句〉
生活〈湯豆腐-三冬〉
・湯豆腐やいのちのはてのうすあかり 久保田万太郎 (☆)
・湯豆腐が煮ゆ角々が揺れ動き 山口誓子
・湯豆腐の崩れ易しや遠きデモ 鍵和田秞子
動物〈熊-三冬〉
・熊の子が飼はれて鉄の鎖舐む 山口誓子
・粉雪に灯して熊の腑分けかな 小原啄葉 (☆)
・分校の子等熊よけの鈴つけて 吉田未灰
植物〈冬牡丹-三冬〉
・よろこびはかなしみに似し冬牡丹 山口青邨
・みづからの深紅にふるへ寒牡丹 山上樹実雄 (☆)
これで重要季語68、例句191です。
〈実力作家 俳句競泳『春雷』稲垣鷹人〉
・道場に足裏並べて昼寝時
〈実力作家 俳句競泳『創作』後藤和郎〉
(なし)
〈実力作家 俳句競泳『薔薇』杉本艸舟〉
・魂のまだ抜けきれぬ捨案山子
〈実力作家 俳句競泳『雲雀』豊田麗水〉
・蛍籠見えず蛍火明滅す
〈実力作家 俳句競泳『秋の蜂』満田春日〉
・ぺらぺらの襟ごと吹かれ赤い羽根
〈実力作家 俳句競泳『火の粉』望月 周〉
(なし)
〈実力作家 俳句競泳『冴え返る』八須恵由〉
・太極拳動けば動く青山河
〈俳句界への招待『日照雨』望月慶子〉
(なし)
〈俳句界への招待『鮭帰る』阿木三四郎〉
(なし)
〈俳句界への招待『露滂沱』裏 廸子〉
(なし)
〈俳句界への招待『冬耕のひと』矢崎 昌〉
(なし)
〈俳句界への招待『群青』後藤むつ子〉
(なし)
〈俳句界への招待『科学展「深海」』矢作十志夫〉
・冷まじや蠢く音を喰らひたる
〈俳句界への招待『釜ヶ崎』小川望光子〉
(なし)
〈俳句の未来人『舞台』加島葉子〉
・春寒の鼻緒の硬き草履かな
〈俳句の未来人『ダンスシューズ』西山ゆりこ〉
・柿食ぶる頬のごつごつ出つ張りぬ
〈暗唱句〉
生活〈湯豆腐-三冬〉
・湯豆腐やいのちのはてのうすあかり 久保田万太郎 (☆)
・湯豆腐が煮ゆ角々が揺れ動き 山口誓子
・湯豆腐の崩れ易しや遠きデモ 鍵和田秞子
動物〈熊-三冬〉
・熊の子が飼はれて鉄の鎖舐む 山口誓子
・粉雪に灯して熊の腑分けかな 小原啄葉 (☆)
・分校の子等熊よけの鈴つけて 吉田未灰
植物〈冬牡丹-三冬〉
・よろこびはかなしみに似し冬牡丹 山口青邨
・みづからの深紅にふるへ寒牡丹 山上樹実雄 (☆)
これで重要季語68、例句191です。
2013年10月25日金曜日
【『俳句界』11月号より②】
〈作品6句『哭く』鳴戸奈菜〉
・食べごろになるまで柿を供えたる
〈作品6句『笹鳴』笹瀬節子〉
(なし)
〈作品6句『杉山』石田郷子〉
・忘られて切干のよく反りかえる
〈作品6句『平泳ぎ』倉田しげる〉
(なし)
〈作品6句『青年』山西雅子〉
(なし)
〈作品6句『大綿』井上弘美〉
(なし)
〈俳人の職業『法師蟬』狭川宗武〉
(なし)
〈俳人の職業『稲の花』本宮哲郎〉
・日没や熟れゆく稲の香を残し
〈俳人の職業『小児科医』細谷喨々〉
・水枕知らぬ子もゐて三鬼の忌
〈俳人の職業『僧形』福島せいぎ〉
・かなかなや身寄りなき骨抱き帰る
〈俳人の職業『ハンモック』伊藤伊那男〉
・行水をして消炭のやうに寝る
〈俳人の職業『予備校風景』上野一孝〉
・後朝の二文字読めず大試験
〈俳人の職業『雨の輪』檜山哲彦〉
・白焼の穴子反り身に山葵の香
〈俳人の職業『銀河にひとしく』夏石番矢〉
(なし)
〈俳人の職業『陶冶』木暮陶句郎〉
・窯火守る夜長の酒を減らしつつ
〈俳人の職業『風は秋』野中亮介〉
(なし)
〈俳人の職業『からだ』坂西敦子〉
(なし)
〈俳人の職業『会議室』涼野海音〉
(なし)
〈俳人の職業『肌色』松本てふこ〉
(なし)
〈俳人の職業『酒を酌む』越智友亮〉
(なし)
〈注目の句集『里山』青柳志解樹 〉
-新作10句『思草』
・昨日荒れ今日安らかに花芒
・茸狩陰のあたりが冷えてきし
〈暗唱句〉
時候〈日脚伸ぶ-晩冬〉
日脚伸ぶ夕空紺をとりもどし 皆吉爽雨 (☆)
裏山といふ語なつかし日脚伸ぶ 中村苑子
天文〈冬の星-三冬〉
寒星や神の算盤やだひそか 中村草田男 (☆)
ことごとく未踏なりけり冬の星 髙柳克弘
地理〈山眠る-三冬〉
(なし)
これで重要季語65、例句183です。
〈作品6句『哭く』鳴戸奈菜〉
・食べごろになるまで柿を供えたる
〈作品6句『笹鳴』笹瀬節子〉
(なし)
〈作品6句『杉山』石田郷子〉
・忘られて切干のよく反りかえる
〈作品6句『平泳ぎ』倉田しげる〉
(なし)
〈作品6句『青年』山西雅子〉
(なし)
〈作品6句『大綿』井上弘美〉
(なし)
〈俳人の職業『法師蟬』狭川宗武〉
(なし)
〈俳人の職業『稲の花』本宮哲郎〉
・日没や熟れゆく稲の香を残し
〈俳人の職業『小児科医』細谷喨々〉
・水枕知らぬ子もゐて三鬼の忌
〈俳人の職業『僧形』福島せいぎ〉
・かなかなや身寄りなき骨抱き帰る
〈俳人の職業『ハンモック』伊藤伊那男〉
・行水をして消炭のやうに寝る
〈俳人の職業『予備校風景』上野一孝〉
・後朝の二文字読めず大試験
〈俳人の職業『雨の輪』檜山哲彦〉
・白焼の穴子反り身に山葵の香
〈俳人の職業『銀河にひとしく』夏石番矢〉
(なし)
〈俳人の職業『陶冶』木暮陶句郎〉
・窯火守る夜長の酒を減らしつつ
〈俳人の職業『風は秋』野中亮介〉
(なし)
〈俳人の職業『からだ』坂西敦子〉
(なし)
〈俳人の職業『会議室』涼野海音〉
(なし)
〈俳人の職業『肌色』松本てふこ〉
(なし)
〈俳人の職業『酒を酌む』越智友亮〉
(なし)
〈注目の句集『里山』青柳志解樹 〉
-新作10句『思草』
・昨日荒れ今日安らかに花芒
・茸狩陰のあたりが冷えてきし
〈暗唱句〉
時候〈日脚伸ぶ-晩冬〉
日脚伸ぶ夕空紺をとりもどし 皆吉爽雨 (☆)
裏山といふ語なつかし日脚伸ぶ 中村苑子
天文〈冬の星-三冬〉
寒星や神の算盤やだひそか 中村草田男 (☆)
ことごとく未踏なりけり冬の星 髙柳克弘
地理〈山眠る-三冬〉
(なし)
これで重要季語65、例句183です。
2013年10月24日木曜日
【『俳句界』11月号より①】
〈新作巻頭3句 岡田日郎〉
(なし)
〈新作巻頭3句 大石悦子〉
(なし)
〈新作巻頭3句 柏原眠雨〉
(なし)
〈新作巻頭3句 三田きえ子〉
・沖雲の沖にて磯千鳥
〈新作巻頭3句 松浦加古〉
(なし)
〈新作巻頭3句 松尾隆信〉
・小六月鍵束に鍵一つ足す
〈新作巻頭3句 大竹多可志〉
(なし)
〈特別作品21句『空中楼閣』原 和子〉
・松籟より濤声まさる秋の暮
〈特別作品21句『秋から冬へ』安原 葉〉
・抱えられ山田下り来る案山子かな
・神苑の広さ抜けゆく神渡
〈特別作品21句『急カーブの乱』岸本マチ子〉
(なし)
〈『盆の月』神蔵 器〉
(なし)
〈『妣の国』黛 執〉
・夢の母蓬を摘んでおはしけり
〈『花びら餅』花谷和子〉
(なし)
〈『母の文』倉田紘文〉
・ひとまはり小さくなりて母涼し
〈『おふくろ』髙橋洋一〉
・火と縁の切れたる母に螢の火
〈『育児日記』上田日差子〉
・児の眉目日々に新たや青胡桃
〈暗唱句〉
生活〈顔見世-仲冬〉
(なし)
行事〈クリスマス-仲冬〉
・降誕祭町にふる雪わが家にも 安住 敦
・聖夜眠れり頸やはらかき幼な子は 森 澄雄 (☆)
天文-冬の星・北風
地理-山眠る
生活-湯豆腐・冬構・息白し・除夜の鐘・探梅・マスク・餅・風邪
行事-一茶忌・蕪村忌
動物-熊・鶴・鯨・寒鰤
植物-冬牡丹
これらも徐々に片付けていきましょう。
〈新作巻頭3句 岡田日郎〉
(なし)
〈新作巻頭3句 大石悦子〉
(なし)
〈新作巻頭3句 柏原眠雨〉
(なし)
〈新作巻頭3句 三田きえ子〉
・沖雲の沖にて磯千鳥
〈新作巻頭3句 松浦加古〉
(なし)
〈新作巻頭3句 松尾隆信〉
・小六月鍵束に鍵一つ足す
〈新作巻頭3句 大竹多可志〉
(なし)
〈特別作品21句『空中楼閣』原 和子〉
・松籟より濤声まさる秋の暮
〈特別作品21句『秋から冬へ』安原 葉〉
・抱えられ山田下り来る案山子かな
・神苑の広さ抜けゆく神渡
〈特別作品21句『急カーブの乱』岸本マチ子〉
(なし)
〈『盆の月』神蔵 器〉
(なし)
〈『妣の国』黛 執〉
・夢の母蓬を摘んでおはしけり
〈『花びら餅』花谷和子〉
(なし)
〈『母の文』倉田紘文〉
・ひとまはり小さくなりて母涼し
〈『おふくろ』髙橋洋一〉
・火と縁の切れたる母に螢の火
〈『育児日記』上田日差子〉
・児の眉目日々に新たや青胡桃
〈暗唱句〉
生活〈顔見世-仲冬〉
(なし)
行事〈クリスマス-仲冬〉
・降誕祭町にふる雪わが家にも 安住 敦
・聖夜眠れり頸やはらかき幼な子は 森 澄雄 (☆)
〈芭蕉忌-初冬〉
・湖の寒さを知れり翁の忌 高浜虚子 (☆)
これで重要季語62、例句179です。
「角川俳句大歳時記・冬」の重要季語は終りです。
洩れを「新日本大歳時記」と「日本の歳時記」から拾います。
時候-日脚伸ぶ・冬ざれ・春隣
地理-山眠る
生活-湯豆腐・冬構・息白し・除夜の鐘・探梅・マスク・餅・風邪
行事-一茶忌・蕪村忌
動物-熊・鶴・鯨・寒鰤
植物-冬牡丹
これらも徐々に片付けていきましょう。
登録:
投稿 (Atom)