【愚・ロッキー】
体調不良が続いています。
夏日というのに厚着し、悪寒でガタガタ震えながら、這うようにして職場に行きました。
映画「ロッキー」ならぬ、グロッキーです。
ただこうした事態では尚更、パートナーを欲しません。
そのことで著しい快癒は望めません。
さらにはパートナーといえどやはり他人であり、何らかの迷惑をかけます。
退行した甘えは大人には不要です。精神年齢を反映するかも知れません。
暗い穴の中で息を潜めつつ、傷の回復を待つことことも「勇気」の一つかと思います。
自分を守れない人間が他人を守ることは適いません。
〈暗誦句〉
時候〈神無月-初冬〉
・宮柱太しく立ちて神無月 高浜虚子 (☆)
・近海に入り来る鮫よ神無月 赤尾兜子
・神在す月の出雲へ寝台車 大屋達治
天文〈冬の月-三冬〉
この木戸や鎖のさゝれて冬の月 其 角
寒の月白炎曳いて山をいづ 飯田蛇笏 (☆)
これやこの冬三日月の鋭きひかり 久保田万太郎
地理〈枯野-三冬〉
旅に病んで夢は枯野をかけ廻る 芭 蕉 (☆)
遠山に日の当りたる枯野かな 高浜虚子
土堤を外れ枯野の犬となりゆけり 山口誓子
火を焚くや枯野の沖を誰か過ぐ 能村登四郎
あらそはぬ種族ほろびぬ大枯野 田中裕明
これで重要季語9、例句32です。
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