2013年10月16日水曜日

【『俳壇』11月号より①】

〈巻頭作品10句『くろがね』鷹羽狩行〉
(なし)

〈巻頭作品10句『儒艮』伊舎堂根自子〉
(なし)

〈巻頭作品10句『籠枕』小倉英男〉
(なし)

〈巻頭作品10句『礫癖』塩野谷 仁〉
(なし)

〈巻頭作品10句『小鳥来る』宮本径考〉

・道草を食うて台風力尽く

〈巻頭作品10句『宗谷・秋』源 鬼彦〉

・海猫帰る岬へあまえ声延べて

〈巻頭作品10句『あさゆふ』和田順子〉
(なし)

〈俳句と随想十二ヶ月・十一月『鶸のこゑ』森田公司〉
(なし)

〈俳句と随想十二ヶ月・十一月『秋蟬』辻 恵美子〉
(なし)

〈暗唱句〉
植物〈水仙-晩冬〉

・水仙の束解くや花ふるへつつ             渡辺水巴     (☆)
・水仙や古鏡の如く花をかゝぐ             松本たかし
・水仙のしづけさをいまおのれとす           森 澄雄
・水仙は蜜に挿しても孤なる花             大橋敦子
・水仙を遠ざかるとき近づく香             稲畑汀子

時候〈短日-三冬〉

・朝刊の午後もある駅日短か              右城墓石     (☆)
・短日や低き佃の家並の灯               尾村馬人

生活〈冬籠-三冬〉

・冬籠りまたよりそはん此の柱             芭 蕉      (☆)
・読みちらし書きちらしつつ冬籠            山口青邨
・人間の海鼠となりて冬籠る              寺田寅彦

これで重要季語45、例句141です。

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