【なほ途上】
松江に三泊しましたが、一年に一度あるかないかという大雪に見まわれ、行動が制限されました。
まぁ、アクシデントも旅の良さです。何もかもガイド本やネットの情報通りになれば、面白くありません。
出雲蕎麦を毎日食べました。
3軒行き、2軒は「当たり」と感じました。
美味い店は「蕎麦湯」が美味い、「ルチン」が豊富です。
初めての店の場合、注文の前に蕎麦湯を飲むことをお勧めします。
関東などでは、先に「ざる蕎麦」などの冷たい蕎麦を、最後に「汁蕎麦」などの温かい蕎麦を食べると思いますが、出雲蕎麦では先に「釜あげ蕎麦」など温かい蕎麦を食べ、後で「割子蕎麦」などの冷たい蕎麦となります。
これは「酒」が主役か、「蕎麦」が主役かの違いによると思います。
本日は松江から福岡空港へ「高飛び」し、博多から日豊本線を下り大分に泊まります。
大分で俳句を始めましたが、もはや友人はいません。句会も参加しません。
「自由」の代償は払わねばなりません。
翌31日に本家に行き、年を越します。
これまで「紅白歌合戦」を最初から最後まで通して観たことがありませんが、今回はどうなることやら。
〈暗唱句〉
生活
〈歌留多〉
・日本の仮名美しき歌留多かな 後藤比奈夫 (☆)
・撥ね飛ばす一枚恋の歌がるた 加古宗也
〈羽子板〉
・大空に羽子の白妙とゞまれり 高浜虚子 (☆)
・羽子板の重きが嬉し突かで立つ 長谷川かの女
・その中に羽子打つ吾子の声澄めり 杉田久女
・つくたびにひろがるみ空羽子日和 鷹羽狩行
〈手毬〉
・手毬唄かなしきことをうつくしく 高浜虚子 (☆)
・降りだして雪あたたかき手毬唄 加藤楸邨
・手毬唄ここのつ十はさびしけれ 野村登四郎
・聞きほれて二度目はあはれ手毬唄 森 澄雄
重要季語33、暗唱句80です。
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