2013年12月7日土曜日

【西国一人旅③】

落葉のなか街の裏筋を散策しました。
約30年前の遊び場も、今ではそのほとんどが廃墟ビルと化しています。

月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也…

高校の後輩にあたり、松山H高校俳句部顧問のM先生と会食。
M先生に従い焼鳥店に入るも…不味し。
まぁ…味はともかく、いろいろと話を聴くことができました。

時々は他者の意見を聴かないと、人間は独善的になりがちです。

まず予想以上の高校教師の激務に驚きました。
先生自身も自分の時間が取れず(未婚、両親と同居)、なかなか「一作家」としての活動が制限されているとのこと。

そりゃ〜、いつかバーン・アウトしちゃうよ、普通の人間は…
「個の保存」が最優先、自分あっての他人だもの…
まぁ、とりあえず「対岸の火事」と、胸を撫で下ろしました。

次に俳句甲子園の話へと。
「鬼監督」になるには、普段からのケアフルかつタイトな信頼関係が肝要とのこと。
う〜ん、私には到底できません…
ただ現実にはハナからの「星 一徹」はいないことを知り、また胸を撫で下ろしました。

「先生の胸で泣きじゃくる生徒…」とネットにあり、多少の妄想と羨望(下心)があったのは事実です。

泣きじゃくる生徒の頭を抱えると朝シャンの匂いがし、まだ蕾のような乳房が触れ、その胸元あたりから甘酸っぱくもほのかに甘い香が鼻腔をくすぐる…卒業式には「先生にあげる」とコクられ…と、妄想はとめどなく肥大化していきます。

し、しかし! 聞けば、その生徒は女子高生ではなく、男子とのこと。
がび〜ん!、胸を突き上げる怒りと自己嫌悪…世の中、そう甘い話は転がっていません。

ゆるゆるになりましたが、本日の「笑点」はこれでお開きとさせて頂きます。

枯野の沖に果てはあるのか…嗚呼、はぐれ狼どこへ行く…

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