【西国一人旅⑤(終)】
高校時代の友人を訪ね、今治に行きました。
今治は「旅行・訪問」には素晴らしいところです。
ホテル上層階からの眺めは、湾状の瀬戸内海と島嶼が冬日のなか、宝石のようにきらきらしており、もう数泊しようかとも思いましたが、トランクを松山駅のコインロッカーに預けてきたのでそうはいきません。是非次も訪れたい場所の一つです。
北風が松山より冷たく、大気も澄んでいます。瀬戸内海を内海と多少甘くみていましたが、伊予でも中予と東予ではその幅のせいか、大分違って感じられます。
琵琶湖の場合、湖東より湖西の方が「比叡おろし」を強く感じます。この場合は琵琶湖が温度のクッションの役割を果たしているように思われます。
友人Hは自分の家庭がありながら、私のために12時間も付き合ってくれました。
Hとは約20年振りの再会です。高校当時の話、知人の現在の情報交換、そしてお互いの心身の衰えや老後?の話など…
Hは今治で「Hモータース」という店の代表です。機会があれば利用して下さい。
恩師と呼べる人、親友と呼べる人はいないと思っていましたが、今回の旅でそうした人との繋がりを強く認識しました。
私にとっては、恩師も親友も、親まではいかずとも相互に「無償の愛」を提供し合い、かつそれぞれが「自立」しているという思いがあります。
今回の旅は「地」の旅ではなく、「人」の旅でした。
もったいないほどの今治の曙光を受けながら、再度松山へ。松山から航路で広島に戻り?ました。8日間の旅でした。
予想していたとおり、郵便受けは満杯で、宅配ボックスも占有していました。新聞は「チラシ抜き」にしており、何とかそれが功を奏しました。
明後日には久留米に行く予定です。今年の旅はそれにて完とするつもりですが、年末年始はどこかのホテルに籠もって過ごすかも知れません。
来年2月までには北海道に行くつもりです。
できれば「ダイアモンド・ダスト」を見て、アニメ「聖闘士星矢」の「キグナスの氷河」の気分になりたいものです。
デスクワークが溜まっています。洒落になりません。
こういうところはプロ俳人のご指導を賜りたいものです。俳句総合誌などで、微に入り細を穿つ「特集」を組んで欲しいところです。
今年の年賀状を何枚書くのかさえ把握出来ていません。俳句のお勉強も疎かです。
まぁ、来年までは「リハビリ期間」と位置付けていますので焦る必要もありませんが…
僅かながも「人の愛」に触れ、疲弊した体を仮の塒にしばし横たえる。目覚めればまた「けものみち」…嗚呼、はぐれ狼どこへ行く…
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