まだ全身倦怠感が強く、生産性に乏しい日々です。
おそらくインフルエンザによるものでしょう。
「句の前後の切れ」の話をしました。また以前に「かな遣いと口語・文語」の話をしました。例句を挙げ少しまとめをしてみます。「切れ」を「/」で表します。
・くろがねの秋の風鈴鳴りにけり 飯田蛇笏
/くろがねの秋の風鈴鳴りにけり/
どの句にも句の前後に必ず「切れ」=「間」が生じます。
普段我々が話したり書くことという「日常」から切り離され、「非日常」である俳句の詩型のに移行し、また「日常」へと戻ります。
「句の前後の切れ」にはそうした作用があります。
また日常生活では用いない旧かな・文語による句では、「句の前後の切れ」が効果的に作用します。
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