2013年1月5日土曜日

陽暦一月五日頃より「寒の入」で「節分」まで約三十日間「寒(の内)」となります。正月七日の「人日」「七種粥」も含まれてしまいます。

現在、これまでの句を整理していますが、冬の句が少ないですことに気付きます。要因は様々です。他の季節とバランスが取れるよう補填している最中です。

それでもこうした作業を通して、その季節にとらわれることなく、一年を円環とみなし俯瞰することが容易になります。例えば冬に夏の句を作ることも可能です。

自慢にもならず、参考にもならない話です。

私は「机上派」です。とはいえ全くの「虚」の句も作りません。幼少の頃からの記憶やこれまでの一人での旅や吟行、そして日常の生活(厨ごと俳句)における体感を脳裏に残しつつ、多少の時間をかけてそれらを漉すような作業をします。
上記の場合でも句帳は持参せず、即吟もしません。。記憶に残ったことは自室に戻りメモする程度です。感情を伴う記憶は簡単には忘却しません。

当然ですが句会の吟行詠を苦手とします。その吟行詠が入選しても、私に「快」はありません。その句が自分に馴染んでいないからです。欲求不満が頭をもたげます。この状況を改善する努力はしてますが、今の私には精神衛生上良くありません。

あくまでも本道から外れている一個人のケースであり、皆様は各々のスタイルやスタンスで俳句に携わって下さい。

0 件のコメント:

コメントを投稿