2013年1月29日火曜日

ネット社会の普及により、初学者が容易に自分の作品を公開する時代となりました。

思想・発表の自由はさておき、初学者でも向上心のある人ならば自分の客観的評価を知りたいと思うはずです。

客観的評価とは、ネット上の「お気に入り」や「いいね」の数ではありません。
プロによる評価つまりは「選」です。

そうした方にはやはり「選」を受けることをお勧めします。
「選」によりハードル(高さ)と自分の実曲が客観視できるようになります。

それでは最初にどういうところに投句し選をすればよいのでしょうか。
地方新聞への投句から始めることも良い方法の一つでしょう。

私自身、地方新聞への投句から始めました。自分の経験を踏まえて話します。

ただ地方新聞にも差異があります。
大都市圏他の地方都市と比べ一般にレベルが高いものです。これは近隣の地方新聞に投句することである程度解消できます。まずは低いハードルから。

次に一回(一週または隔週)あたりの投句数。
出来るだけ許容されている投句数の最大まで用いて下さい。

ネット上のバーチャルな掲載と違い、「選」を受けて活字として掲載されることはやはり嬉しいものです。

地方新聞にほぼ毎週上位者として掲載されるようになれば、最低のハードルはクリアしたと言えます。

以後は自身で方向性を決めても良いでしょう。

この時点のの前後に結社やスクールに入ることは効果的です。
初めから入会すれば「万年一句」となることは容易に想像できます。初めから壁にぶち当たり、自尊心が保てません。

ハードルの低いものから高いものへと移行していく上での成功の喜びや自負は、初学者を次第に中級者へといざなう糧になる筈です。

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