私は現在独身ですが、非常にエンゲル係数の高い生活です。
昨日は朝から馴染みの京料理店(出没場所②)の主に電話し、肴を依頼しておきました。
「赤貝」・「鰈(焼物)」・「(木の芽)田楽」など…見た目も匂いも、味は舌の先から胃の腑まで春が滴るようです。
・腸に春滴るや粥の味 夏目漱石
この店の主は、八坂神社(祇園神社)の「二軒茶屋」の「中村屋(現在は中村楼)」で修行していました。ですから「(木の芽)田楽」は十八番です。
ここに週に二回は通います。
月に一度程度は、近くのホテルで鉄板料理(海鮮とステーキ)を食べます。
もちろんワインも飲みます。その後、メインダイニング・バーでブランデーとコイーバの葉巻を嗜みます。
朝食(和食)にも時々。
ワインはワインブーム以前からよく飲んでいます。
以前は広島のあるフランス料理店もよく行きました。実力のあるオーナーシェフが作る、フレンチらしからぬ無骨な料理と、こじんまりした家庭的な空間を好んでいましたが、改装してから雰囲気が変わり、今は足が遠ざかっています。
長い間、福岡県久留米市に住んでいました。
今でも久留米には時々行きます。必ず立ち寄るのが馴染みの鮨屋です。
昼間からビールを飲みながら肴や鮨をつまむのもいいものです。
残念ながら、馴染みの久留米のイタリア料理店は閉めてしまいました(金銭トラブルではありません)。
一概に福岡県(特に福岡市)の鮨のレベルは高いものです。
九州の鮨や割烹では「小鰭(こはだ)」を使うことはありません。
「このしろ」に関してはまず皆無です。それ以上に美味いネタが多いことも事実です。
「江戸前鮨」の」「こはだ」は、殆ど有明海からの空輸によるものです。
事実は別として、次の句は情感に溢れていて好きな句の一つです。
自慢するつもりは毛頭ありませんが、回転寿司というものに行ったことがありませんし、今後も行かないでしょう。
ジャンク・フードや居酒屋も好きではありません。
中途半端な料理ならば、コンビニの弁当の方がマシと思います。
私の食事に対する金銭感覚はズレているのかも知れません。否定はしません。
ただこの頃は年齢のせいか胃腸の調子が悪く、肉も酒もあまり受け付けなくなりました。
煙草を止めれば、胃腸の調子も心肺能力も良くなることは経験上知っていますが、自分の「老い」ということも含めて、今はありのまま生きていきたいと思っています。
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