実は昨年末から句作していません。
単発の句による俳句大会はこれで最後とし、後は句集の準備をしつつ、のんびりと小説を読んだりしながら、こびりついた俳句の垢を落としています。
それでも歳時記は毎日のように読みます。また句作する際においても、ツールが多いに越したことはありません。
おそらく今年一年は積極的に句作しないと思います。先の話になりますが、来年から本格的に再スタートする予定にしています。
ところで私は現在どの結社にも協会にも属していません。
句集名は「原型」。200句。序文・跋文・栞文・帯文など一切ありません。
句集は現在校正に入っています。四月には上梓の予定です。
まあ、私らしいとも言えるでしょうか。
主宰らの顔色を窺いながら、とうとう句集も出せぬままお亡くなりなる俳句歴何十年の高齢者がいます。
句集は他者の評価もありますが、自身のこれまでの「まとめ」でもあります。
私もそうでしたが、「まとめ」の過程において自分をある程度客観視出来ます。
自分の欠点、ムラなども見えてきます。
そして句集という「まとめ」には、構成力が必要であることが分かります。
いずれにせよ自分のために俳句をしてきて、自分のために句集という「まとめ」をすることが大事なのです。
主宰らは神でも仏でもありません、ましてや鬼でも悪魔でもありません。
何にせよ「死に水を取る」ことはありません。まず自分が自立することが先決です。
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