2013年2月23日土曜日

【拙句集について】

拙句集の校正が終わりました。

帯の内容は自分で作りました。裏は(自選)十句です。

あとは主にカバー・デザインです。表のデザインは「瑪瑙の勾玉」にします。

電子図書にもします。

初回分の寄贈は出版社から配送されます。全国47都道府県立の図書館も含め、さしあたり150冊ほどです。

寄贈・謹呈にあたっては、当然ながら角川「俳句年鑑」の巻末の「全国俳人住所録」を見ています。
但しこれも本人の希望によるものですので、掲載されていない場合等もあります。
本人の意志を無視し掲載することがあれば、「個人情報保護法」に抵触します。

ですから然るべき方の住所がない場合も少なくありません。その場合、Twitterで相互フォローの方からDMを戴き住所を知るより他はありません。

寄贈のお礼やご意見等は、出版社か(出版社と話はついており、出版社から私のもとに郵送されます)、拙句集巻末の「著者紹介」に掲載しているE-mailアドレスをご利用頂ければ幸いです。

拙句集は4月に上梓されますが、実質的に取りかかったのは昨年12月からです。もちろんそれ以前から構想はありました。
出版社に初回の原稿を送ったのが今年の1月上旬です。
少なくとも取りかかりから上梓まで約5ヶ月はかかる訳です。

構成上一番悩んだことでもありますが、200句ということには、あるこだわりがありました。
句集としての最低限の体裁は保ちつつも、俳句に携わっていない一般の方や初学者にも何とか読める分量にしたいという思いがありました。
そのため少なくとも半分は削りました。

寄贈は別にして、定価は出版社にお願いし、1.800円に抑えました。
購入する際は「定価+税」となりますが、今後消費税が10%に上がったとしても、計1.980円と2.000円以内で購入可能としたかったのです。

それでも「定価なし」にはしたくありませんでした。そうすれば「読まない」可能性が高くなります。
多少の「痛み」は必要であり、「痛み」は間接的にでも「読む」ことに繋がると考えたからです。

拙句集を大事にして欲しいという訳ではありません。読み終えて「つまらない」と思えば、捨てられても構いません。

ただ特に一般の方や初学者に対し、とにかく一通りは読んで欲しいというささやかな希望があるのみです。

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