2013年4月5日金曜日

【書!?】

・夕空に匂ひありけり花木槿   山咲臥竜

昨年、第20回「西東三鬼賞」に応募しました。
結果「佳作」ということもあり、受賞式には行きませんでした。

応募した句(150句、5万円分)にはもっと良い句があった筈ですが…まぁ、仕方ありません。

以前に大量の冊子が送られてきましたが、本日また荷物が送られてきました。賞状、ボールペン、そしてこの「書」です。

「書」は津山市の書家、安田甲南氏によるものです。

「書」の縦は1.5 mはありそうです。
「書」とはいえ、現実的には紙一枚です。

「大賞」の句であればば額装しますが、「佳作」の句を額装しようとはさすがに思いません。かといって捨てる訳にもいきません。
責任回避として、他の賞状らと一括して親に送ろうと考えています。

この句は拙句集『原型』に収録していますが、実は類似した句があります。

・一日のまた夕暮や花木槿    山西雅子

しばらくは句作はしないつもりです。
表現における「飢え」「飢餓感」「渇望」を感じるまで…
とりあえず今年一杯は休みます。

私の当初の目標は「50才までに句集を出す」ことでした。
客観的評価はさておき、ものごとには「まとめ」の作業が必要です。
何の後ろ盾も、援護射撃もない句集ですが、とりあえずは46才で目標を達成したと考えています。
次は「55才までに」と考えています。

多読家に比べればお粗末ではありますが、読書生活は比較的順調です。
次は『ふくわらい』西加奈子(朝日新聞出版)を読みます。

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