日帰りで広島-久留米間を新幹線で往復しただけですが、疲労困憊の状態です。
炎天と宿酔と膝関節痛によるところが大です。
右膝を庇っていたら、今度は左膝を痛めました。
倒れ込むように部屋に戻り、そのまま寝込んでいました。
昔、地方新聞の川柳のコーナーに投稿した句を思い出しました。まだ俳句は始めていない頃です。
ボロ雑巾それしか言葉見つからず
内容的にはむしろ無季の俳句でしょうか。晩秋〜冬の感じがします。
精神的に疲弊し、経済的にも非常に困窮していた頃です。
真冬の部屋の中、蒲団も暖房設備もないまま、ダッフルコートに身を包み、浅い眠りを齧るようにして暮らしていました。
以前は辛い時に「あの頃を思えば…」と奮起できましたが、もはや心も脆弱となり反動のエネルギーを生産出来なくなり、弱音を吐くことが増えました。
情けないことですが、受け容れざるを得ない現実かも知れません。
しみったれた過去を吐露し、申し訳ありません。
秋の暗唱句に入ります。
〈暗唱句〉
時候〈秋-三秋〉
・行く我にとゞまる汝(なれ)に秋二つ 正岡子規
・くろがねの秋の風鈴鳴りにけり 飯田蛇笏 (☆)
・秋すでに傷ふかく立つ床柱 中村苑子
・線香の灰に線香立てて秋 廣瀬直人
・紙風船つくたび音の違ふ秋 鳥居真里子
天文〈秋の日-三秋〉
・秋日濃し燈台守の事務机 棚山波朗 (☆)
地理〈秋の山-三秋〉
(なし)天文〈秋の日-三秋〉
・秋日濃し燈台守の事務机 棚山波朗
地理〈秋の山-三秋〉
以上、重要季語3、例句6です。
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