2013年8月5日月曜日

【あと一万回の晩餐】

先日、厚労省の発表した日本における男性の平均余命は79.59年、女性は86.44年(世界一)です。平均寿命、平均余命とも現在0才児が将来どのくらいまで生存しうるかという予想であり、我々にあてはまるものではありません。

私は47才ですが、とてもあと40年も生きている自信がありません。仮に生きていても「生かされいる状態」でしょう。そこでは栄養ではあっても食事とは言えないものです。

せいぜい人間らしく生きている期間は30年ほどではないでしょうか。

かなり以前に『あと千回の晩餐』山田風太郎(朝日文庫)を読みました。
さしずめ私の場合だと、「あと一万回の晩餐」となるのでしょうか。

昨日から何を食べたのか挙げてみます。

昨日(日)
朝;サラダ、飲むヨーグルト、飲むコンニャク・ゼリー、おにぎり2個(すべてコンビニ)
昼(夕);パン2個、飲むヨーグルト、とんかつ弁当(すべてコンビニ)(夕寝)
夕(夜中);飲むコンニャク・ゼリー(すべてコンビニ)

少しダイエットをしていますが、それにしても貧しい食事です。

本日(月)
朝;サラダ、飲むヨーグルト、サンドイッチ2パック(すべてコンビニ)
昼;おにぎり2個(コンビニ)(職場の昼食は食べません)
夕;近くの小料理店(主に魚介類+ビール2 ℓ・日本酒2号ほど)(予定)

と、いう訳で晩餐と言えるものは、本日夕の小料理店ぐらいです。
これでは「あと一万回」どころか、「3千回」くらいになりそうです。

別にご馳走でなくとも構わない訳ですが、さすがにコンビニの食材は晩餐とは呼べないでしょう。

「衣食住」の食事は生活の質において大事な要素です。

話の筋が逸れてしまいましたが、「食」のために再婚する気にはなれません。
「自由」や「責任の軽減」なども、確かに生活の質の一部です。

少子高齢化を助長するようで申し訳ありません。

〈暗唱句〉
行事〈子規忌-仲秋〉

・健啖のせつなき子規の忌なりけり          岸本尚毅    (☆)

動物〈虫-三秋〉

・鳴く虫のたゞしく置ける間なりけり         久保田万太郎  (☆)
・倒れ木の下の虫の音一列(ひとつら)に       中村草田男
・雨音のかむさりにけり虫の宿            川端茅舎
・或る闇は蟲の形をして哭けり            河原枇杷男
・月光を遡りゆく虫のこゑ              鈴木貞雄

植物〈芭蕉-初秋〉
(なし)

以上で重要季語60、例句163です。「生活・行事」は一旦、終了します

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