〈新鋭なでしこ俳人競詠①〉
-『智恵子の空』青木孝子-
(なし)
-『文ひとつ』足立枝里-
(なし)
-『美術館巡り』あべ小萩-
(なし)
-『小鳥来る』天倉 都-
・籐椅子に洗濯物を積み上げて
-『ぎぎぎ』池宮照子-
(なし)
-『島の風』一瀬正子-
(なし)
-『無信心』上山美帆-
(なし)
-『約束』内田景子-
(なし)
-『施餓鬼会』大川照美-
(なし)
-『星降る丘』大澤久子-(なし)
-『土佐訛』大野汀子-
(なし)
-『外輪船』岡村美江-
(なし)
-『岬馬』奥田友子-
(なし)
-『遠花火』奥野千草-
・手花火や子供に返る膝小僧
-『達磨の衣』陰山 恵-
・水門に大きな目盛夏つばめ
-『恋螢』刈田きく絵-
(なし)
-『形見』川上九美-
・想ひ出と言へる日までを鉦叩
-『ゴンドリエーレ』菊地智恵子-(なし)
-『菊日和』岸上紀子-
・それぞれの机に秋が転がつて
-『罔象』木村由希子-
・宮涼し罔象祀ると知ればなほ
-『白百合』佐久間千景-
・矍鑠もぎくしゃくもあり生御霊
-『ほどけてふつと』佐藤きく-
(なし)
-『露の玉』清水ひとみ-
・仏壇に夜の匂ひの桃二つ
-『一直線』清水佑実子-
(なし)
-『泡ひとつ』志村宣子-
(なし)
-『腰縄』新保笑子-
(なし)
-『島の夏』杉山加織-
・濃紺の島影にある涼しさよ
・夏潮の懐深き蒼さかな
-『青水無月』-
(なし)
-『実盛』高木光香-
・居眠りを取り繕へる扇かな
-『明易を』高橋晴日-
(なし)
-『涼あらた』-
・星一つまた一つ増え涼あらた
-『とんぼのめ』髙平保子-
(なし)
〈暗唱句〉
行事〈生身魂-初秋〉
(なし)
動物〈蜩-初秋〉
・蜩や硯の奥の青山河 加藤楸邨
・ひぐらしのしみ入るばかり和紙の店 成田千空 (☆)
植物〈梨-三秋〉
・梨の皮ぷつりぷつりと妻老いぬ 鈴木天告子 (☆)
以上で重要季語90、例句239です。
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