2013年8月17日土曜日

『俳壇』9月号より⑥(終)

〈現代俳句の窓『夏帽子』飯塚すなお〉


・ぼうたんの蕊に幼き蟻溺る
・掴みたる蛾を投げ返す梅雨の闇

〈現代俳句の窓『落し文』今井星女〉
(なし)

〈現代俳句の窓『花菖蒲』栗原憲司〉

・蛇泳ぎゐる水の翳草の翳
・花菖蒲むらさきばかりこみあひて

〈現代俳句の窓『青山河』黒沢孝子〉
(なし)

〈現代俳句の窓『奥日光』酒井 晃〉
(なし)

〈現代俳句の窓『余花の雨』千葉日出代〉
(なし)

〈現代俳句の窓『磯笛』渡辺早月〉
(なし)

〈競詠・新句集の人々『中山法華経寺』安部栄子〉

(なし)

〈競詠・新句集の人々『蝸牛』金子竜胆〉

・河骨の明るき雨に咲き誇る

〈競詠・新句集の人々『茅の輪』中尾京子〉

・涼しさや釘を使はぬ薬師堂

〈競詠・新句集の人々『蟻の列』鈴木基之〉

・過不足を言はぬが仏冷奴

※ 個人的な理由により、無味乾燥な句の抽出に終わり、申し訳ありませんでした。


〈暗唱句〉
行事〈大文字-初秋〉
(なし)

植物〈松茸-晩秋〉

(なし)

以上で重要季語98、例句251です。

これにて秋の重要季語の暗唱句を終わります。

※ 私はASD(急性ストレス障害)による抑うつ状態にあります。
この現状で続けても、閲覧者に対し失礼になるかと思います。
薬物治療はしていますが、少し休養のための時間が必要です。
大変申し訳ありませんが、10日間ほどこのブログを休ませて下さい。
角川『俳句』9月号が出版される頃には、再開したいと思います。

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