【recovery-不易流行】
ご迷惑をおかけしました。何とか復調しました。
この間、「俳句集団 itak」の HP(http://itakhaiku.blogspot.jp)に、鈴木牛後氏による拙句集の評『ドライな目』をupして戴きました。
この評はやや視点が異なります。作者(私)の人物像を探っています。いわゆるプロファイリングです。
本音を言えば「遂に見破られた」と思いました。
私の意図したところも、性も生活スタイルも職業も、そして家族も隠すことにあったからです。
「序文」も「あとがき」もなく、簡素な「著者略歴」も、全て自己韜晦のためと言っても過言ではありません。
殊に医師という職業の特殊性を俳句に前面に出すことを自戒しています。
職業上、死を含め多くの特殊な体験をしますが、俳句ではそれらを滲ませる程度で良いと考えています。
俳句はやはり「季節を詠む詩」であり、ある程度の「普遍性を有する詩」だと思います。
普遍性に関しては、携帯電話やPCなどの電化製品などにも言えます。
私の考えは今の時代には古いかも知れません。
ただ今の時代も歴史の断面に過ぎません。
もちろん、現代的な俳句も読みます。そこで何かエッセンスを感じれば、アレンジしつつ取り入れることもあります。
「不易流行」とはよく言ったものです…ただ作者は「不易」と「流行」のバランスを自ら客観視することが肝要かと思います。
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