2013年8月3日土曜日

【どろどろのアイス】

暑い日が続きます。
拙句集に関することも殆ど終わり、気持ちが緩んでいます。
暑さが緩んだ気持ちに追い打ちをかけます。

生活全般においてメリハリがありません。
若い時ほどエネルギーがないため、「飲む・打つ・買う」のどれも不完全燃焼です。
だらだらとパチンコを打ちますが、負け続けです。
暑いのでビールを飲みますが、体が火照って余計に暑苦しくなります。

当然ながら頭も冴えません。
もはやどろどろに溶けたアイスクリームのようです。
こういう時は何をやっても駄目です。

さて広島忌が近くなり、交通やホテルなどがせわしくなってきました。
広島の灯籠は非常に派手なものです。http://www.youtube.com/watch?v=mlpaYCXzVKc

さらに話は変わります。

2年ほど前、河鹿の声を聞こうと山口県の南桑に行きましたが、梅雨明直後の強い日射を浴び、熱中症を起こし散々な目に遭いました。もちろん河鹿の声は聞いていません。
河鹿は蜩と同じように早朝と夕方に鳴くそうです。声を聞くには山奥に数泊する必要がありそうです。


〈暗唱句〉
動物〈法師蟬-初秋〉

・大寺に又くりかへす法師蟬             山口誓子

・死顔に眼鏡ありけり法師蟬             飯田龍太      (☆)
・米をとぐ音の中なる法師蟬             武田千津

植物〈木の実-晩秋〉


・よろこべばしきりに落つる木の実かな        富安風生      (☆)

・木の実降る家に蒟蒻黒く煮え            桂 信子
・木の実にも器量よしあし拾ひけり          深見けん二

時候〈秋深し-晩秋〉


・彼一語我一語秋深みかも              高浜虚子

・秋深し石に還りし石仏               福田蓼汀      (☆)
・鐘一打秩父の秋を深めたる             深見けん二
・秋深むひと日ひと日を飯(いい)炊いて       岡本 眸

以上で重要季語51、例句143です。

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