暑い日が続きます。
拙句集に関することも殆ど終わり、気持ちが緩んでいます。
暑さが緩んだ気持ちに追い打ちをかけます。
生活全般においてメリハリがありません。
若い時ほどエネルギーがないため、「飲む・打つ・買う」のどれも不完全燃焼です。
だらだらとパチンコを打ちますが、負け続けです。
暑いのでビールを飲みますが、体が火照って余計に暑苦しくなります。
当然ながら頭も冴えません。
もはやどろどろに溶けたアイスクリームのようです。
こういう時は何をやっても駄目です。
さて広島忌が近くなり、交通やホテルなどがせわしくなってきました。
広島の灯籠は非常に派手なものです。http://www.youtube.com/watch?v=mlpaYCXzVKc
さらに話は変わります。
2年ほど前、河鹿の声を聞こうと山口県の南桑に行きましたが、梅雨明直後の強い日射を浴び、熱中症を起こし散々な目に遭いました。もちろん河鹿の声は聞いていません。
河鹿は蜩と同じように早朝と夕方に鳴くそうです。声を聞くには山奥に数泊する必要がありそうです。
〈暗唱句〉
動物〈法師蟬-初秋〉
・大寺に又くりかへす法師蟬 山口誓子
・死顔に眼鏡ありけり法師蟬 飯田龍太 (☆)
・米をとぐ音の中なる法師蟬 武田千津
植物〈木の実-晩秋〉
・よろこべばしきりに落つる木の実かな 富安風生 (☆)
・木の実降る家に蒟蒻黒く煮え 桂 信子
・木の実にも器量よしあし拾ひけり 深見けん二
時候〈秋深し-晩秋〉
・彼一語我一語秋深みかも 高浜虚子
・秋深し石に還りし石仏 福田蓼汀 (☆)
・鐘一打秩父の秋を深めたる 深見けん二
・秋深むひと日ひと日を飯(いい)炊いて 岡本 眸
以上で重要季語51、例句143です。
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