入院治療を受けていてももおかしくない状態です。
点滴替わりにスポーツ・ドリンクを多飲し、(予備の)薬物等で何とか凌いでいます。
一日18時間位寝て過ごしているため、オリエンテーションも曖昧です。
臥床し、小説『光圀伝 冲方丁』(角川書店)を読んでいます。
やはり健康が一番です。
健康でなければ、体に悪いことを楽しめません。
空気と同じように、健康も普段からあるものと我々は錯覚します。
損なってはじめて気付きますが、健康を取り戻すとすぐに忘れてしまいます。
少なくとも私は、そのことを「愚かしい」とは思いません。むしろ「人間らしい」とさえ思います。
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「オルフェ」1865 ギュスターヴ・モロー |
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同 詳細(共にWikipediaより転写) |
〈暗唱句 ⑨〉
時候
〈日永-三春〉
・永き日や欠伸うつして分かれ行く 夏目漱石
・無精卵とられし鶏の日永かな 前田普羅
・永き日のにはとり柵を越えにけり 芝不器男 (☆)
天文〈霞-三春〉
・香具山は畝傍を愛(お)しと添ひ霞み 松本たかし (☆)
・瓜人先生羽化このかたの大霞 能村登四郎
・さながらに羽化登仙の山霞 沢木欣一
・帰るべき山霞みをり帰らむか 小澤 實
生活・行事
〈凧-三春〉
・凧きのふの空のありどころ 蕪 村
・一縷にて天上の凧とどまれり 平畑静塔
・大凧のひとゆらぎして地を離る 有吉桜雲 (☆)
・いかのぼり近江の風を掴みをり 藤田直子
動物〈白魚-初春〉
・白魚やさながら動く水の色 来 山
・曙や白魚白きこと一寸 芭 蕉 (☆)
・ふるひ寄せて白魚崩れん許りなり 夏目漱石
・篝火に飛び込む雪や白魚舟 松本たかし
・白魚のさかなたること略しけり 中原道夫
植物〈柳-晩春〉
・雪どけの中にしだるる柳かな 芥川龍之介 (☆)
これで重要季語57、例句160です。
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