2013年3月22日金曜日

【ジャンクフードからミシュランまで】

心身共に復調の兆しです。

心身がが充実していないと、「食」に対する意志発動の低下に加え、格段に味覚が鈍くなります。
ですから体調の悪い時は、はじめから美食はしません。

いくつかの一流料理人より太鼓判を押された「舌」です。
冗談半分でしょうが「ジャンクフードからミシュランまで」と言われます。

ここでいう「舌」とは、味覚のみならず記憶、経験、知識等も総動員されてたものです。

私はヘビースモーカーですが、ワインや繊細な料理に対しては、その前訳2時間は喫煙せず、ミネラルウォーター等で舌のコンディションを整えます。

昨日は「鯒(コチ)づくし」を食しました。肉質の見た目は鱸(スズキ)に似ていますが、上品な脂で繊細かつ深みのある味です。

届いたばかりの八女茶の新茶を飲みました。八女茶は香りが重要な要素ですが、まだ「蕾」という感じです。一番茶より二番茶の方が「蕾のほころび」を感じます。

話は変わります。
一昨日、届いたばかりのDVD『ゴッドタン芸人マジ歌選手権ライジング』を観ました。
時にはこうした馬鹿げたものに触れることも精神のバランスをとるためには、必要(悪)かも知れません。
何よりも「泣く」こと同様、「笑う」ということが重要です。
案外、抑圧された原始的な感情は自覚しにくいものです。
ですか脳の大脳辺縁系(旧皮質)と前頭野(新皮質)の風通しを良くするよう心がけています。

〈暗唱句 ⑭〉

生活・行事
〈西行忌-仲春〉
花あれば西行の日とおもふべし           角川源義    (☆)
山みちはみな山へ消え西行忌            鷹羽狩行

〈虚子忌-晩春〉
(なし)

植物
〈土筆-仲春〉
・まゝ事の飯もおさいもつくしかな         星野立子
・土筆の袴とりつつ話すほどのこと         大橋敦子
・生きる途中土筆を摘んでゐる途中         鳥居真里子   (☆)
・地球儀の点ともならずつくし摘む         高橋千鶴子

〈蕨-仲〉
・早蕨や若狭を出でぬ仏たち            上田五千石   (☆)
・早蕨や今日いきいきと土不踏           草間時彦      

生活・行事は終わります・残るは植物のみです。
これで重要季語78、例句213です。

0 件のコメント:

コメントを投稿