ジャンクフード二回目は、「古き良き」「憧れの」アメリカです。
① ジェリービーンズ
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Wikipediaより転写 |
おそろしい色をして、おそろしいほど甘い。う歯(虫歯)に突き刺さるような刺激。これは「毒虫」ではないか…直感的にそう思いました。
ビッグ・アメリカという形容がありましたが、あまりにも大味です。単なる砂糖の塊なのですから。
現在のものはやや改良されているようですが、それでも口にすることはできません。
② ハンバーガー・ホットドッグ
アメリカの国民食です。
本場アメリカのマクドナルドのサイズの違いには驚いたものです。
アメリカの高級レストランで食べるハンバーガーは3〜5.000円位します。
アメリカでのホットドッグは、ワンボックス・カーの屋台で売っている(衛生的とは言えない)、ビールのつまみというイメージがします。さして美味くはありません。
公園のベンチに座り、コートを引き寄せながら、ホットドッグをビールで流し込んでいた初冬(小春)のワシントンD.C.を思い出します。
③ コンビーフ
本来は保存食料として使うための粗塩で塩漬けにした(corned) 牛肉のことらしいのですが、日本では一般に缶詰です。
アメリカでは携帯食ですが、子どもの私には、その缶の中に「憧れのアメリカ」が詰まっているように感じたものです。
牛肉だけを使用したものを「コンビーフ」と呼ぶそうです。「松阪牛コンビーフ」なるものは値段も2.000円以上します。
馬肉を混ぜたいわゆる「ニューコンビーフ(以前の呼称)」は美味くありません。
ワイルドに缶のまま丸かじりします。以前はコンビーフ一缶でご飯3杯はいけました。
〈暗唱句 ⑥〉
時候
〈暖か-三春〉
・暖かや飴の中から桃太郎 川端茅舎 (☆)
・暖かや辞書第一ページに「愛」 安住 敦
・あたたかや万年筆の太き字も 片山由美子
・藁に棲む納豆菌やあたたかし 中嶋鬼谷
天文
〈春の雪-三春〉
・春の雪青菜をゆでてゐたる間も 細見綾子 (☆)
・牡丹雪その夜の妻のにほふかな 石田波郷
・馥郁と内蔵はあり春の雪 高野ムツオ
地理
〈薄氷-初春〉
・薄氷の岸を離るる光かな 皆川播水
地理
〈薄氷-初春〉
・薄氷の岸を離るる光かな 皆川播水
・薄氷の吹かれて端の重なれる 深見けん二 (☆)
生活・行事
〈茶摘-晩春〉
・むさし野もはてなる丘の茶摘かな 水原秋桜子 (☆)
・摘みし葉の茶籠に押され又ふくれ 上野章子
動物
〈鳥雲に入る-仲春〉
・少年の見遣るは少女鳥雲に 中村草田男 (☆)
〈鳥雲に入る-仲春〉
・少年の見遣るは少女鳥雲に 中村草田男 (☆)
・履きなれしものにも果や鳥雲に 飴山 實
・鳥雲に入りて淡海の曇りかな 豊永みのる
植物
〈桃の花〉
・白桃や莟うるめる枝の反り 芥川龍之介
〈桃の花〉
・白桃や莟うるめる枝の反り 芥川龍之介
・葛飾や桃の籬も水田べり 水原秋桜子
・野に出れば人みなやさし桃の花 高野素十
・ふだん着でふだんの心桃の花 細見綾子 (☆)
・傷舐めて母は全能桃の花 茨木和生
これで重要季語42で、例句116。何とか折り返し地点を過ぎました。
地理はいったんここで終りとします。
これで重要季語42で、例句116。何とか折り返し地点を過ぎました。
地理はいったんここで終りとします。
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