「春の風邪」は明るい語感がしますが、やはり風邪は風邪です。辛いものがあります。
先日パチンコ店に行ったことことが要因の一つかも知れません。
こういう時は寝るに限ります。
仰臥しつつ小説を読んでいますが、集中力に欠けすぐに眠ってしまします。
机に向かうのも疲労感が強く、歳時記を開く程度です。
〈暗唱句 ⑧〉
時候
〈長閑-三春〉
・長閑しや麦の原なるたぐり舟 白 雄 (☆)
・嫁入りを見に出はらつて家のどか 富田木歩
・旅のどか迷ひながらに行き着きて 森田桃村
天文
〈忘れ霜-晩春〉
(なし)
生活・行事
〈野遊-晩春〉
・野遊や肱つく草の日の匂ひ 大須賀乙字 (☆)
動物
〈囀-三春〉
・囀や絶えず二三羽こぼれ飛び 高浜虚子
・囀やピアノの上の薄埃 島村 元
・囀りをこぼさじと抱く大樹かな 星野立子 (☆)
・さへづりのだんだん吾を容れにけり 石田郷子
・囀や島の少年野球団 下川冨士子
植物
〈木の芽-三〉
・大寺を包みてわめく木の芽かな 高浜虚子
〈木の芽-三〉
・大寺を包みてわめく木の芽かな 高浜虚子
・隠岐や今木の芽をかこむ怒濤かな 加藤楸邨 (☆)
・がうがうと欅芽ぶけり風の中 石田波郷
・木々の芽やかつて耽りし立志伝 鷲谷七菜子
・山の子の脱兎のごとし雑木の芽 永方裕子
これで重要季語52、例句143です。
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