後半がメインな訳ですから、前半2/3、後半4/3のウェイトとした方が良いかと思いました。
次は『64』横光秀夫(文藝春秋)です。
先日、連休中に外遊し帰国した安部首相が、飛行機から降りる際にパフォーマンスとして手に提げていた本です。
並行して読んでいる『ローマ人の物語』塩野七生(文庫本、新潮文庫)は、全40冊のうちようやく10冊目ですが、乗りかけた舟であり最後まで付き合うつもりです。
話は変わります。
今晩の夕餉を出現地 ③にて取りました。本日は「クエ(アラ)」づくしでした。
美食は心を豊かにする一つの要素と思います。
心の豊かさは詩嚢にも関係するかと思われます。
多くの芸術家が美食家であることはそれを示唆します。
〈暗唱句〉
生活・行事〈田植-仲夏〉
・籬根をくゞりそめたり田植水 芝 不器男 (☆)
・田を植ゑていちにち光る飛騨の国 日下部宵三
・合戦の碑ありて田植唄 飛岡光枝
動物〈毛虫-三夏〉
・朝風に毛を吹かれ居る毛むしかな 蕪 村 (☆)
・火のつきし毛虫の上を毛虫這ひ 田口紅子
植物〈合歓の花-晩夏〉
・象潟や雨に西施がねぶの花 芭 蕉
・合歓咲けり斑鳩はいま雲の刻 藤田湘子
・雨脚の音とはならず合歓の花 櫨木優子
これで重要季語80、例句214です。
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