G.W.も果てます。明日から仕事の方も多いかと思います。
最近は「更衣」と「クール・ビズ」の距離が近くなってきた感じがします。
冬の「ウォーム・ビズ」という言葉は聞きませんが…
・しなやかにかひな二本や更衣 臥竜
G.W.は自室に籠って過ごしました。
前半は感冒に罹患し臥していましたので、時間の経過をよく把握していません。
遅遅としながらも読書(小説)をしていました。
一個人としては、連休中は都市機能が麻痺するため、日常の方が便利です。
拙句集の方は何とか落ち着いてきました。
寄贈した方々や団体から、早くもお礼、御意見、御感想を戴き、心より感謝しています。
某結社の主宰のご好意により、招待作品として自選21句を取り上げて戴くことになりました。
拙句集はもはや商品化していますが、寄贈の希望のある方は御連絡下さい(genkei@cronos.ocn.ne.jp)。善処致します。
今年は「作句をしない」と決めていますが、あと7ヶ月を切りました。
確かに作句に対する「疼き」や「飢え」を感じ始めていますが、まだ涸れ井戸はを充たすには至りません。
来年はリハビリ、再来年から本格的に再始動、55才までに(間もなく47才)第二句集の上梓という、俳句ライフの設計を立てています。
ところでシベリア鉄道によるロシア横断の旅は、諸事情を考慮すると、時期尚早のようです。モスクワ-サンクトペテルブルクのみならば何とかなりそうですが…
旅行については再検討します。
〈暗唱句〉
生活・行事〈風鈴-三夏〉
・風鈴や市井にすみて世に古りぬ 室生犀星 (☆)
・過敏なる風鈴ありて夫婦の夜 鷹羽狩行
・風鈴の音の中なる夕ごころ 後藤比奈夫
・一塊の風やふうりん売に逢ふ 神蔵 器
・風鈴や廊下に座る通夜の客 角川春樹
動物〈海月-三夏〉
・裏返るさびしさ海月くり返す 能村登四郎 (☆)
植物〈桐の花-初夏〉
・桐咲いてほつそり育つ男の子 飯島晴子 (☆)
・押入にむかしの匂ひ桐の花 大木あまり
これで重要季語71、例句190です。
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