「梅雨入り」前の「走り梅雨」の頃より、古傷の右膝関節がじんじんと慢性的に痛み、ついに右足を引き摺って歩く「跛行」の状態となりました。
関節可動域には問題なく、脚力もそう問題ありませんが、それでも右膝に不快な深部痛を終日感じます。解熱鎮痛消炎剤により、多少痛みはやわらぎますが、著効とまではいきません。
脊髄に至る末梢神経には、温痛覚を司り伝達速度の速いAδ fiberと、深部痛や触覚を司り伝達速度の遅いC fiberがありますが、私の場合はどうもC fiberの要素が大きいようです。
膝への直接的なダメージの初回は、総合格闘技をしていた頃、肉体改造を急ぎ、急激にウエイトを上げた末の障害でした。腰痛に加え両膝関節痛で、体にはコルセットやサポーターという状態となり、幼い頃からの格闘技人生に終止符を打ちました。
二度目は、酩酊したまま高所から飛び降りたものの、目測を誤りコンクリートに直接右膝を叩き付けてしまいました。しばらく右脚は紫色に腫れ上がりました。おそらく半月板や靱帯の損傷に加え、関節面のズレも生じているでしょう。
まぁ、自分のしでかしたことは自分でケツを拭くしかありません。
関節痛、頭痛、足白癬(水虫)、黴などに悩まされる梅雨という時期ですが、それでもなくなればまた淋しいものかも知れません。
〈暗唱句〉
生活・行事
〈柏餅-初夏〉
・生きてゐることに合掌柏餅 村越化石 (☆)
〈土用鰻-晩夏〉
・人影のかたまつて出る土用丑 桂 信子 (☆)
〈走馬灯-三夏〉
・走馬燈ながるゝごとく人老ゆる 西島麦南 (☆)
・追はるるは昔のをんな走馬灯 井沢正江
・走馬灯あの世この世となくまはる 藤岡筑邨
これで重要季語144、例句376です。
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