2013年5月2日木曜日

【終の春の風邪】

春も終りとなりましたが、最後にまた風邪に罹患しました。全身倦怠感が強く、臥しています。

「春の風邪」には明るい語感がありますが、気分はやはりグレーです。生産活動は出来そうもありません。
G.W.後半は寝て過ごしそうです。

『ローマ人の物語 』文庫本 塩野七生(新潮文庫)10巻です。ようやくここまで辿り着きました。全40巻ですから、まだ1/4です。気が遠くなります。

とりあえず暗唱句だけでも…

天文〈夕焼-晩夏〉

・夕焼けて西の十万奥土透く            山口誓子    (☆)
・大夕焼一天をおしひろげたる           長谷川素逝
・預かりし子は泣くばかり大夕焼          石井直子

生活・行事〈簟-三夏〉
(なし)

動物〈鮎-三夏〉

・化粧塩打つたる鰭や鮎見事            水原秋桜子
・串刺の鮎の尾のそる火の周り           福田甲子雄   (☆)
・囮鮎はたらきて色褪せにけり           島崎秀風

植物〈万緑-三夏〉

・万緑の中や吾子の歯生え初むる          中村草田男   (☆)

これで重要季語57、例句153です。

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